ペットのおもらしにお困りの方必見!犬猫のトイレのしつけ方
- tierheimosaka
- 2016年2月16日
- 読了時間: 4分

犬や猫と暮らしていくにあたって、トイレのしつけ訓練は重要な課題です。
どんなにしつこく叱ってもなかなか言うことを聞いてくれず、大変な思いをするのはペットを飼う多くの方が経験することです。
この記事では、そんな犬猫のトイレに関する問題解決法を簡単な3つのチェック項目に絞ってお伝えします。
ちゃんとトイレを用意してそこでするようにしつけようとしているのに、別の場所でしてしまう。
そんなときに決して叱ってはいけません。叱ってしまうと犬や猫は排泄をすること自体に恐怖心を感じてしまいます。
その結果、隠れて排泄をしたり、我慢して病気になってしまったりします。
また、排泄したことを隠すために食糞をすることもあります。
ペットがトイレ以外で排泄したときには何も言わず掃除をします。
その時に大事なのは、急に動いたり大声を出したりして驚かせないようにすることです。
このように、まず排泄をすること自体は悪くないということを地道に教えていくのです。
そして、トイレでできたときには精一杯誉めてあげます。
おやつをあげる、優しく触ってあげるなどが有効です。
つまり、できなかったときに叱るのではなく、できたときに誉めてあげることによって次回もトイレでする動機付けになるのです。
特に犬は群れで生きる社会的な動物です。
家族に誉められることで承認欲求が満たされ行動が促進されるのです。
人間の場合であれば、言葉があるのでトイレの使い方も教えられるし、集団生活の中で嫌でもトイレを覚えていきますが、ペットの場合そうもいきません。
(そんな私は小学校でおもらしして徹底的な屈辱を受けたことがあります笑)
犬猫はトイレ、寝床、食事の場所を分けることを好みます。
例えば、トイレと寝床が近くにあったり、トイレの近くで餌をあげることが多かったりすると、ペットはそこをトイレとは認識しなくなります。
そこで、ご飯の場所、寝床、トイレをそれぞれが離れた定位置にすることによって、ペットがそれぞれの場所の役割を理解しやすくなります。
食事は決まった位置であげるようにする、寝るときも居心地のいい定位置を作ってあげる、そしてトイレはそれとは別の離れた場所に作る。この三点を意識するようにするとかなり効果があります。
考えてみれば当たり前の話で、人間だってトイレのそばにベッドや食卓があると気分が悪いですよね。人間と犬や猫の生態は同じではありませんが、これは共通しています。
トイレは清潔に保つことが必要ですが、そこがトイレであると認識させるために最初にペットの排せつ物の臭いを少し付けておくのもいいかもしれません。
トイレを用意しても、ただ置いているだけでは犬猫に理解してもらうことはできません。
トイレに慣れさせるために、しばらくトイレにいさせることが必要です。
一日に数分でも大丈夫です。すぐにトイレで用を足し始めるわけではありませんが、継続が大切です。根気強く続けるようにしてあげて下さい。
少しずつトイレで排泄するようになれば誉めてあげます。
そうしていくうちにトイレに自分の排泄物の臭いが付くので、そこがトイレであると理解できるようになっていきます。
犬猫には言葉がありません。だから地道にトイレで排泄するといいことがある、飼い主が喜んでくれるということを行動で教えていかなければならないのです。
もちろんこれは一日二日でできることではありません。継続は力なりです。
以上、三点が愛犬猫のトイレのしつけに効果的な方法です。子犬猫のときの方が上手くいきやすいですが、大人になってからでも手遅れではありません。
叱らないこと、トイレとトイレ以外のスペースを明確に分けること、トイレに慣れさせることの三点を意識すれば目に見えて成果が上がります。
いずれにせよ飼い主の地道な努力が大切です。応援しています!
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